キャンティワイナリー日帰り周遊ドライブコース|フィレンツェ空港~Antinori nel Chianti Classico~Da Bule~Eni~Marchesi Mazzei Celler~Osteria Di Fonterutoli

Marchesi Mazzei Celler看板とワイン畑を撮影

この記事はイタリアワインの代表格の”キャンティ”の有名ワイナリーを、レンタカーを借りて自分の運転で巡る日帰りドライブコースを紹介します。キャンティはフィレツェから約30分とアクセスが良く、またフィレンツェからローマへの移動の道中に位置します。

キャンティは世界中で良く知られている代表的イタリアワインですが、そのキャンティの中でも独自の厳しい品質管理が行われたワイン”キャンティ・クラシッコ(Chianti Classico)”を生産するワイナリーを選びました。キャンティ・クラシッコの生産者の中でも、由緒あり、代表格でもあるアンティノリ家・マッツェイ家のワイナリーの両方を一日で訪れることのできる豪華コースです。

\こんな方へおすすめの記事です/
  • レンタカーで巡るフィレンツェから日帰りのワイナリー周遊コースを知りたい
  • レンタカーで立ち寄れるフィレツェからローマへの道中でおすすめワイナリーを知りたい
  • キャンティのおすすめワイナリーを自分で予約して訪問したい

もちろん、ワイナリーを巡るツアーに参加するのも1つの手段ですが、スケジュールに追われてゆっくりと楽しむ事はなかなか難しいです。また、1から自分で予約し、訪れたワイナリーのワインには愛着が沸きます。今回紹介するワイナリーは事前にネットで予約可能(英語対応しています)で、全てリンクを貼っていますので参考にしてください。

ぽん

ワイン好きなら、本場ワイナリーには是非訪れて下さい!

Contents

キャンティワイナリー日帰り周遊ドライブコース

今回レンタカーを借りて巡る全長約230km、合計5箇所のスポットを巡るドライブコースです。 フィレンツェ空港でレンタカーを借りてスタートする日帰りルートです。キャンティの有名ワイナリー2か所と昼食・夕食をゆっくり楽しめる行程になっています。ワイナリーは公共交通機関ではアクセスしづらい場所なので、レンタカーでの訪問をお勧めします。運転手も含めてみんなでワインを楽しみたい場合にはオプションで示しているワイナリーのホテルに宿泊するのもおすすめです!

時間行程所要時間
8:30Ⓐフィレンツェ空港でレンタカーピックアップ1.0時間
 ↓ 移動0.5時間
10:00ⒷAntinori nel Chianti Classico ワイナリー訪問1.5 時間
 ↓ 移動0.1 時間
11:30©Da Bule レストランでランチ1.5 時間
 ↓ 移動0.2時間
13:00ⒹEni 給油&休憩ポイント0.5時間
 ↓ 移動0.3時間
14:00ⒺMarchesi Mazzei Celler ワイナリー訪問2.5時間
 ↓ 移動0.1時間
17:00ⒻOsteria Di Fonterutoli ワイナリーのレストランでディナー1.5時間
 ↓ 移動1.0 時間
19:30頃フィレンツェ空港へレンタカー返却
 ~さらに1泊する時間がある方へ~ 
Castello di Fonterutoli ディナー後、ワイナリーのホテルに宿泊
翌朝Enoteca di Fonterutoli ワイナリー販売店でワイン購入
▲キャンティワイナリー訪問 行程表

Ⓐフィレンツェ空港でレンタカーピックアップ

まずはフィレンツェで移動手段レンタカーのピックアップです。街中のレンタカー屋は、交通量も多く・進入禁止ゾーンも多く、運転が難しいため、空港のレンタカー屋をお勧めします。ぽん一家は自分達の車で周ったので、レンタカーを借りていませんので、以下に料金例を示します。

レンタカープラン(例)
  • レンタカー会社:Thrifty
  • 貸出料金例:11月土日料金、3週間前に予約
    レンタカー代94.21€+フルプロテクション(保険)30.10€=120.90€
    ※料金は、シーズン・曜日・予約日までの日数で変動しますので、あくまで参考程度です。
  • 場所:レンタカーデスクへの行き方(他多数のレンタカー会社デスクが同じ場所に存在します)
     ・徒歩:到着ターミナルから約7分
     ・シャトルバス:到着ターミナル出口すぐの乗り場から約3分(15分毎に運航)

手配方法:Rentalcars.comのアプリがおすすめです。複数のレンタカー会社を一括検索でき、貸出・返却場所、日時の検索もしやすいです。

\レンタカー予約の際の注意ポイント/
  • オートマ車を選択!(←一番大事です笑 伊は9割マニュアルなので。。)
  • オプションのフル・プロテクションに加入する(万が一の場合でも安心です)
  • 行程に余裕を持ってレンタカーを借りましょう(かなり待つ場合もあります)
  • もちろん、国際免許証を準備しましょう!

・アプリを開くと↓のような検索画面が表示されますので、貸出場所・日時を入力して検索

・”絞り込み条件”を選択

・レンタカー詳細の”オートマ車”を選択

・レンタカー候補が出てくるので、レンタルしたいプランを選択

・レンタカー、プランの詳細情報が出てきますので、問題なければ”この車を予約”を選択

・任意の保険のフル・プロテクションへの加入の画面です。万が一事故を起こしたときの負担額が0になるので、ぽんは毎回加入しています。イタリアは運転が荒い人が多いですし、レンタカー会社によって返却時のチェックの厳しさもマチマチですので、加入した方が安心して旅行が楽しめると思いますよ☆

・メインドライバーの選択画面です。ドライバーを選択してください。(ここでは1人選択すれば大丈夫です。) 過去登録したことが無い方は、”新しいドライバー様を追加する”を選択し、情報(名前、メールアドレス、電話番号)を入力してください。

・行きのフライトが決まっている人はこの画面で入力しましょう。遅延が発生した際に、レンタカー会社が把握することができます。

・予約の最終確認画面です。料金・貸し借りの日時に間違いがないか、確認しましょう。問題なければ、”支払いを完了”を選択して、無事に予約完了です!!

rentalcars.comの概要

借りる当日は、レンタカーデスクへ行き、免許証の提示→契約書にサイン→プランの確認・説明→レンタカーの外観チェック・鍵受け渡し→出発のような日本と同じ流れです。レンタカーの外観チェックが省略される場合もありますが、トラブルを防ぐためにも自分自身でもともと存在する傷の有無を確認しましょう。車情報に記されていない傷があれば、写真を撮っておきましょう。また、ディーゼル車も多いので、借りた車のガソリン種も確認しておきましょう。

ⒷAntinori nel Chianti Classico|インスタ映え!ワイン畑の美しい建物のワイナリー

まず始めに訪れるのが、Antinori nel Chianti Classico。1385年から歴史があり、トスカーナ州の名門ワイナリーと言われています。

ワイナリー入口の壁面のワイナリーのロゴを撮影
▲ワイナリーのロゴもカッコイイ!
\ワイナリーの特徴/
  • 推しポイント①:ワイン畑と融合した建造物が美しすぎる!
  • 推しポイント②:イタリア有名ワインキャンティの老舗ワイナリー!
  • 楽しみ方:建物内、屋上を散歩すると、至る所に映えポイント有り!
         試飲コーナー、レストラン、ツアーで深くワインを知る!

ワイン畑と融合したワイナリー

このワイナリーの一番の特徴が、ワイン畑が融合した美しい建造物です。ワイナリー入口の道路からのストリートビューを見ると、ワイナリーが周りのワイン畑と調和して、全貌は把握できないくらいです。目立った豪華なデザインではなく、周りのワイン畑と調和するデザインは、イタリア人の美的センスとワインへの愛を感じますね。入口からワクワクしてきます。

次にワイナリーの中に入っていきましょう!屋上の上にも、屋根の上にもワイン畑が広がっています。

ワイナリー屋上にて撮影1
▲屋上にも屋根の上にもワイン畑が広がります
ワイナリー屋上にて撮影2
▲もう一度いいますが、ここは屋上なんです

建物の階層をつなぐ螺旋階段も印象的です。ワイン楽しみに訪れたワイナリーですが、建物の想像以上の美しさにびっくりです。ワイナリー内を撮影しながら、お散歩しても楽しめるのも、ここのおすすめポイントです。どこで写真を撮っても映えること間違いなしです!

ワイナリーの螺旋階段を撮影
▲ワイナリーの螺旋階段

屋上に面する建物は全てガラス張り。ワイン畑が反射で映し出され、これも美しいです。。

ガラス越しにワイン畑を撮影
▲ガラス越しにワイン畑を撮影
ワイナリーのガラスの壁面にワイン畑が反射で映し出されるの図
▲ガラスの壁面が鏡のよう

あまりにも建物が美しすぎて、建築写真ばっかりになってしまいました。。

レストラン”Rinuccio 1180”

屋上に面したところに、何ともお洒落なレストランがあるんです。その名は”Rinuccio 1180”。人気レストランなので、公式サイトから予約必須です。ぽん一家は予約無しで土曜のお昼12時頃入ろうとしましたが、もちろん予約で満席。本当に後悔。。ここは絶対にまた訪れリベンジしたいです!!

ワイナリーのレストランRinuccio 1180をテラス側から撮影
▲屋上に面したレストラン”Rinuccio 1180″

キャンティの赤ワインと共に、サラミ・生ハム・トスカーナ地方名物のフィオレンティーナ(Tボーンステーキ)!!絶対に最高ですね!!

 
 
 
 
 
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ワイナリー内レストラン
  • 名称:Rinuccio 1180
  • 公式サイト:https://www.antinori.it/en/experiences/?filter%5Btipo_esperienza%5D=restaurants
    …予約・メニューの確認もこちらから可能です
     ※土日であれば、約1か月前には予約しておいた方が無難です
  • 価格帯:前菜20~30€、パスタ20€弱、フィオレンティーナ66€
    (飲み物代別で、しっかり食べると1人60€位ですね)

試飲コーナー

手軽にワイナリーのワインを楽しむには、試飲コーナーがおすすめです。ワインショップも隣にあるため、試飲で気に入ったワインをすぐに購入することができます。Small Tasting(↓の写真の量), Tastingの2種類の量から選べるので、多くのワインの味を楽しむことができます。Small Tastingであれば、ほとんど4~6€程で楽しめ、一番高いワインでも15€で試すことができます。

ワイナリーのワイン試飲コーナーの写真
▲ワインショップの試飲コーナー

ワイナリーツアー

さらにワイナリーを深く知りたい方は、試飲付きのワイナリーツアーに参加できます。ぽん一家は残念ながら当日飛び込みで参加できなかったため、下記公式サイトにて事前の予約を強くお勧めします。ランチ付きのワイナリーツアーは、前に紹介したRinuccio 1180で楽しむことができます。

ツアー名内容時間価格
The Tinaia Tourワイナリー見学+試飲3種1時間30分45€
The Bottaia Tourワイナリー見学+試飲4種2時間65€
The CRU Tourワイナリー見学+試飲4種+ランチ2時間30分+ランチ時間160€
A Made to Measure Winery Tour完全プライベートツアーリクエストに応じ要相談

ワイナリーの生産工程内も非常に美しいですね。。本来であれば、ただのワインの生産工場であるだけでいいはずなのに、こういうところにも芸術的センスを感じられるところがイタリアのすごいところです。

 
 
 
 
 
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アクセス

フィレンツェ空港からAntinori nel Chianti Classicoのワイナリーまでは、車で約30分・31kmです。途中高速道路を通り、有料道路(A1)の Firenze Scandicci~Firenze Impruneta間は普通車が0.70€です。慌てないように、運転席近くに財布・小銭の用意をおすすめします。

ⒸDa Bule|フィオレンティーナとワインを楽しむカジュアルなレストラン

Antinori nel Chianti Classicoからすぐ近くにある、カジュアルなレストランのDa Bule。万が一、Antinori内のレストランに入れなかった時のバックアッププランにも使えます。

ここのレストラン、バックアップにするには、もったいほどコスパが良いです。前菜も8€、パスタも10€位とお手頃ですが、どれも非常に美味しいため人気店です。そのため、平日でも地元客と観光客で賑わっていました。

レストランDa Buleの料理の写真
▲ステーキ、ポテト、赤ワインを注文
 
 
 
 
 
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お店の周りには駐車スペースが少ないので、近くの無料駐車場に車を停めるのをお勧めします。

前の紹介スポットのAntinori nel Chianti Classicoのワイナリーからレストランまでは、車で約2分・750mです。徒歩でも行ける距離ですが、食事後車を取りに戻るのが面倒なので、車ごと移動した方が無難です。

ⒹEni|ガソリンスタンド

今回紹介する2か所のワイナリーのおおよそ中間に位置するガソリンスタンドです。給油だけでなく、トイレ・休憩スポット(カフェがあります)として利用できます。

イタリアでのガソリン給油方法の手順について詳しく解説している記事はこちら↓

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前の紹介スポットのDa BuleレストランからガソリンスタンドEniまでは、車で約10分・9.7kmです。

ⒺMarchesi Mazzei Cellar|キャンティ代表格のワイナリー

ワイナリー2件目は、同じく14世紀からワイン作りを行う歴史あるMarchesi Mazzei Cellarです。Marchesi Mazzei社のワイナリーはイタリア国内に3か所(トスカーナ州に2つ、シチリア島に1つ)あり、今回はキャンティを製造する”Castello di Fonterutoli”を訪れました。

ワイナリー入口のロゴを撮影
▲ここのワイナリーロゴもカッコイイ!
\ワイナリーの特徴/
  • 推しポイント①:ワイナリー、レストラン、ホテル、ワイン販売店すべてが敷地内に揃っている!
  • 推しポイント②:イタリア有名ワインキャンティの老舗ワイナリー!
  • 楽しみ方:ワイナリー周辺の自然を楽しむ
         ワイナリーツアーでワインを知る
         泊りがけで楽しむ

ワイナリー周辺の自然

少し早く到着したので、ワイナリー周辺をお散歩しました。大自然とブドウ畑のパノラマを楽しむことができます。ワイナリーにはホテルも併設されているため、宿泊される方は先にチェックインして荷物を置いてから、ワイナリーに向かっても良いでしょう。(ホテルから徒歩6分程度) ホテルからワイナリーの小道には、馬小屋があり、可愛い馬がこっちを見てくれました。

ワイナリー周辺のワイン畑を撮影
▲広大なブドウ畑
ワイナリー周辺の馬小屋を撮影
▲馬が飼われていました♡

ワイナリーツアー

今回参加したツアーは、60分の”Classico Wine Tour” で3種のワインテイスティング付きのもので料金は1人30€です。(公式HPのツアー予約URLはこちら) 言語は英語・イタリア語から選べます。

ツアーの始まりは、ワイナリー外観を見れる入口前の広場から。とても規模が大きく、立派な建物です。収穫の時期になると、広場はブドウを積んだトラックでいっぱいになるそうです。

ワイナリー入口にてガイドさんが説明する様子
▲ワイナリ入口にて。ツアーガイドさん。

ワイナリーの内部へ。まず訪れたのが、発酵工程。スチール製の発酵タンクは約70個あり、容量は100hlだそうです(ワイン1万3千本分!!)。

ワイナリーの発酵タンクを撮影
▲発酵タンク

次に貯蔵工程。3000以上の貯蔵樽が並んでいる光景は圧巻です。

ワイナリーの貯蔵室を撮影
▲ワインの酒樽がいっぱい♡

種々の大きさの樽があり、ワインのブランド名が刻まれた特別な樽も有ります。

ワイナリー貯蔵室の大きい酒樽を撮影
▲人の身長くらいの樽
ワイナリー貯蔵室のSIEPIの酒樽を撮影
▲高級ワインSIEPIの樽♡

この貯蔵室の壁には天然の岩が露出しており、この岩肌を流れ落ちる地下水が一定の温度・湿度を保ってくれるそうです。自然の力をうまく利用したワイナリーですね!

貯蔵室の岩肌の壁を撮影
▲岩の壁に滴る地下水

最後はお待ちかねの試飲タイムです!!ツアーガイドさんがワインをグラスに注いでくれます。

ワイナリーツアー最後の試飲タイムを撮影
▲美しい…♡

飲み足りない場合は、試飲会場と同じ場所のカウンターで好きな種類のワインを飲むことができます。赤ワインで知られるキャンティですが、こちらのワイナリーで作られている白ワインもすっきりしていて美味しかったです。

ワイナリー試飲コーナーを撮影
▲試飲カウンター(有料)

また、気に入ったワインもすぐに購入することができます。ぽん一家は、ホテルのすぐ横にあるEnoteca(リンクは↓)で購入することにしました。(重いし、一晩何を買うか考えたいのでw)

ワイナリーのワイン売り場を撮影
▲ワイン売り場

ワイナリーツアーはとても種類が多く迷ってしまいますね。。内容濃いですが、そこまで高くないのが魅力的です。

ツアー名内容時間価格
Classico Wine Tourワイナリツアー+試飲3種60分30€
Premium Wine Tourワイナリツアー+試飲5種75分40€
Classico Wine Tour & Società Orchestraleワイナリツアー+おつまみ&ワイン1本+試飲3種2時間50€
Private VIP Tourプライベートワイナリツアー+試飲5種(好きなものを選択)+Mazzei wine clubの入会無料特典90分70€
Gran Selezione Experienceプライベートワイナリツアー+試飲6種1時間40分80€
Premium Wine and Food Experienceワイナリツアー+試飲5種+ランチ3時間95€
VIP Wine and Food Experienceプライベートワイナリツアー+試飲5種+ランチ4時間135€
Siepi Grand Tour ワイナリー・ワイン畑ツアー+試飲5種(ビンテージ)2時間30分150€
ワイナリー

前の紹介スポットのガソリンスタンドEniからMarchesi Mazzeiワイナリーまでは、車で約22分・16.4kmです。

ⒻOsteria Di Fonterutoli|ワイナリーで知ったワインを楽しむレストラン

ワイナリーのホテルから道を挟んで向かいにある、ワイナリー直営レストラン”Osteria Di Fonterutoli”へ。テラスに面した開放的な席で、居るだけでも幸せになれますw 6月なので、もうすぐ20時なのにこの明るさです!

レストランOsteria Di Fonterutoliのテラス席を撮影

▲テラスに面した開放的な席

このレストランのおすすめポイントは、ワイナリーで知ったワインを注文でき、料理と一緒に楽しむことができることです。ワインの種類だけでなく、製造年まで選べるのは、ワイナリー併設レストランならではですね。(高級ワインのSIEPIは2004~2016年まで選べました)

レストランOsteria Di Fonterutoliのワインメニューを撮影
▲ワイン種だけでなく製造年まで選べます

赤ワインには肉だろ!ということで、店員さんおすすめのお肉料理を注文しました。料理と一緒だとさらにワインが進みます。

レストランOsteria Di Fonterutoliの食事を撮影
▲赤ワインには肉!絶品でした
 
 
 
 
 
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前の紹介スポットのMarchesi MazzeiワイナリーからOsteria Di Fonterutoliへは、徒歩で約9分・550mです。

ここから日帰りでフィレンツェのレンタカー返却へ向かわれる方は、車で約1時間・60.7kmで到着します。途中高速道路を通り、有料道路(A1,A11)の Firenze Impruneta~Firenze ovest間は普通車が1.60€です。ディナーをゆっくり楽しんだ後でも、おおよそ20時頃までにはフィレツェに戻れるプランです。

Castello di Fonterutoli|ワイナリー併設ホテル

ここから先はワイナリーはしご後、1泊する余裕がある方向けの紹介記事です。

こちらは、ワイナリー併設ホテルで、ワイナリー・レストラン・ホテルすべて徒歩圏内にあります。とにかくワイン好きには、ワイナリーのホテルに泊まることをお勧めします。ハンドルキーパーの確保、後の行程を一切心配することなく、ワイナリー&レストランで好きなだけワインを皆で飲めます。酔っぱらってもそのままベッドにダイブできますね!!

ホテルの外観は、田舎の可愛いお家という感じです。のどかな農村の一軒家にファームステイした気分です。

Castello di Fonterutoliホテルの外観を撮影
▲ホテル外観

客室と同じ建物に、共有キッチンや団らんスペースがあります。建物自体は古いと思われますが、手入れが行き届いており、とても綺麗でした。内装もとてもお洒落で、とても落ち着く雰囲気ですね。

Castello di Fonterutoliホテルの共用キッチンを撮影
▲共用キッチン
Castello di Fonterutoliホテルの団らんスペースを撮影
▲団らんスペース

ぽん一家は大人3人での旅行でしたので、クラシックダブルルーム(バス・トイレ付)を2つ予約して、1泊朝食付で3人分で287€でした。基本的なアメニティ・タオルは揃っています(※イタリアのホテルは歯ブラシは基本的に無いところが多いので持参しましょう)。チェックインは16時ごろ、チェックアウトは10時頃行いました。

クラシックダブルルームの客室写真(公式サイトより引用)
▲スーペリアダブルルーム(https://www.castellodifonterutoli.com/en/rooms/rooms-suites/より引用)

宿泊プランについている朝食は、上で紹介した同じレストランで食べることができます。朝日が差し込むテラス席は、夕刻とはまた違った雰囲気でした。自然を感じながらゆっくりと朝食を楽しむことができるのがここのおすすめポイントですね。ビュッフェも美味しく頂きました。

Osteria Di Fonterutoliの朝のテラス席を撮影
▲朝のテラス席
Osteria Di Fonterutoliでの朝ごはんを撮影
▲Osteria Di Fonterutoliでの朝ごはん
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ホテル駐車場は、到着したらホテルの方へ確認してください。(不安な人は、予約サイトのメッセージのやりとりで聞いておくと良いでしょう。) 私たちの時は、ホテルからジャコモ・プッチーニ通りを進んだ左手に教会(Chiesa di San Minato a Fonterutoli)の前の広場に停めてくださいと言われました。ワイナリー・ホテル・レストラン・ワイン販売店すべて徒歩圏内に位置しているので、宿泊される方は滞在中はずっとこちらに停めておくと便利です。

Enoteca di Fonterutoli|ワイナリーのワイン販売店

宿泊されない方は、ワイナリーツアー直後にワイナリーでワインを購入するのがおすすめですが、宿泊される方は是非Enotecaも訪れてみて下さい。ワイナリー~ディナーとワインを楽しで、お土産にするワインをじっくり吟味した後に、心置きなくゆっくり買い物をしてください。

ワインの価格帯は、Chianti Classicoなら17.50€~、Chianti Classicoの中でも限られた区画から収穫されたブドウからしか製造しない看板ワインのCastello di Fonterutoliは45€~です。また、少しお高いですが、高品質のオリーブオイル(19€くらい)も販売されているので、おすすめですよ!

 
 
 
 
 
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お店はホテルと同様に石造りの歴史を感じられる建物でした。

 
 
 
 
 
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まとめ

以上、キャンティの名門ワイナリー2件を、1日で回れるドライブコースでした。フィレツェから日帰り可能で、フィレツェ・ローマの道中にも位置していますので、ご自身のイタリア周遊の旅程に組み込みやすいかと思います。また、周辺にもたくさんのワインの名産地(モンテプルチアーノ、モンタルチーノ)や観光地(シエナ、サンジミニャーノ等)があり、併せて訪れることもおすすめです。

ワイナリーでワインを楽しむのはもちろんの事ですが、ワイナリーの佇まいやツアー内容からイタリア人の美学やワインへの熱い思いも肌で感じられました。日本で輸入ワインを飲むだけでなく、是非はるばる現地へ足を運んでみて下さい。素敵なワインとの出会いが待っていますよ♪

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ABOUT US

Pom
イタリアの地方都市・自然の虜になった、元ローマ駐在員のブログ。過去イタリア58都市、ヨーロッパ20カ国を訪れました。王道ツアーとはちょっと異なる、ヨーロッパ/イタリア周遊旅行、イタリア地方都市の観光情報を紹介します。コロナ禍での妄想旅行&afterコロナの旅行計画の参考になれば幸いです。