この記事は徒歩で巡るUrbino旧市街の絶景スポット散策半日コースを紹介します。Uribinoはイタリア中央部からやや東(アドリア海側)に位置し、旧市街含むUrbino歴史地区は世界文化遺産に登録されています。その統一感のある旧市街は、中世の街並みをそのまま残し、多くの美しい風景があります。
この記事では絶景写真ポイントの解説及び、それらを効率良く周る散策ルートに絞って紹介します。このルートは、Urbinoの主要観光スポットも全て通りますので、王道観光ルートを探している方にもおすすめの記事です。
- Urbino旧市街の絶景写真スポットを知りたい
- Urbinoの半日観光のモデルコースを知りたい
- ドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducale)を美しく撮れるスポットを知りたい
このルートには、Urbino旧市街の目玉であるドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducale)を、横・正面・真下から見ることのできる絶景ポイントが含まれます♪Uribinoはガイドブックなどでもあまり詳しく解説されていない都市ですが、景色・グルメ含めて魅力的なイタリア地方都市です♪この記事をみてUribinoに興味を持ってもらえたら嬉しいです。
美しい統一感のある旧市街を、絶景スポットから写真に収めてください♪
Contents
ウルビノ旧市街の映える絶景写真スポット半日散策コース
全長約2.5km・約3時間の徒歩ルートです。8の字の形のルートになっているので、同じ道は通らず、Urbinoの絶景スポットを最短で効率良く周れるルートです。朝は他の都市で宿泊してから訪れるので10:30頃遅めスタートのランチ付きプランです。
時間 | 行程 | 所要時間 (移動含む) |
10:26 | Ⓐ 無料駐車場 | – |
↓移動👣(100m) | 1分 | |
10:27 | Ⓑ Fortezza Albornoz | 15 分 |
↓移動👣(180m) | 2 分 | |
10:44 | Ⓒ Bruno通り沿いのフォトスポット | 10分 |
↓移動👣 (100 m) | 1 分 | |
10:55 | Ⓓ Urbino free park and photo shot | 15分 |
↓移動👣(900 m) | 13分 | |
11:23 | Ⓔ Palazzo Ducale di Urbino | 15分 |
↓移動👣 (300 m) | 4 分 | |
11:42 | Ⓕ Puccinotti通り | 15 分 |
↓移動👣 (260 m) | 3 分 | |
12:00 | Ⓖ Ristorante Pizzeria Locanda Del Blasone | 60 分 |
↓移動👣 (240 m) | 4 分 | |
13:04 | Ⓗ Raffaello通り | 15 分 |
↓移動👣 (400 m) | 7 分 | |
13:26 | Ⓐ 無料駐車場 | – |
— | ———————– | 計 3時間00分 |
Ⓐ|’’観光に便利’’な無料駐車場
ぽん一家は、レンタカーでイタリアを周遊していた際に、Urbinoに寄りましたので、スタート地点はおすすめの駐車場です。こちらの駐車場は、Bruno Buozzi通り沿いの無料駐車場で、縦列駐車だけでなく、普通の駐車スペースもあります。通りの両側が駐車スペースになっているので、停められる台数も多くおすすめです。はじめに訪れる絶景スポットや、Rafaello通りに近いので観光に便利でかつ無料な魅力的な無料駐車場です♪
車の中の見えるところには、何も置かないように!!
(貴重品でなくても、車上荒らしが狙ってくる可能性大です)
- 名称:Parcheggio gratuito (無料駐車場という意味です!)
- 場所:Via del Popolo, 29, 61029 Urbino PU
次のスポット、Fortezza Albornozまでは徒歩1分・100mです♪
Ⓑ|Fortezza Albornoz
こちらのスポットは、レジデンツァ公園内にある、16世紀初頭に建設された要塞跡です。Urbino旧市街と向かい合う丘の上に位置しているので、旧市街を一望できる絶景ポイントです。ドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducale)を横から綺麗に見ることもできます。
要塞のレンガに腰かけて、絶景をバックに撮影するのも良さそうですね♪夕日に赤く染まった旧市街を撮ることができます。夕暮れ時(夏:20時頃、冬:16時頃)に撮ると美しい写真が撮れそうです。
日中に撮影すると、背景の山がはっきり見えます。旧市街を西側から見るので、朝よりは午後の方が良いでしょう。
街を一番高いところから撮影できるスポットです♪
- 名称:Fortezza Albornoz
- 場所:Viale Bruno Buozzi, 61029 Urbino PU
- おすすめ撮影時間:旧市街を西から見る方向なので、昼過ぎ~夕暮れ時がおっすすめです。
次のBruno通り沿いのフォトスポットまで徒歩2分・180mです♪
Ⓒ|Bruno通り沿いのフォトスポット
一つ前に紹介したFortezza AlbornozがあるBruno通りを、南方向へ進みます。こちらの方向へ進むと、徐々にドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducale)を正面から見ることができるようになってきます。Bruno通り沿いに繁る緑から、ドゥカーレ宮殿の2本の円柱状の塔が奇跡的に映ったショットです。この通りでは、一年通して変化する木々と旧市街を合わせた一期一会な景色に出会えるでしょう!!こちらの写真の実際の撮影時刻は夏季の14時頃です。
Bruno通り沿いを歩きながら、ベストポジションを探してみて下さい!!
- 名称:名称無し
- 場所:Viale Bruno Buozzi, 61029 Urbino PU
※時期(木の繁り方など)により、撮影に適した場所はズレるかと思いますので、歩きながら探してみて下さい♪
次のUrbino free park and photo shotまで徒歩1分・100mです♪
Ⓓ|Urbino free park and photo shot
ウルビノ旧市街を一望できて、かつドゥカーレ宮殿の2本の塔を正面から撮りたいという方には、こちらのスポットがおすすめです。ぽん一家はここを旅行中に見つけることができず、後からGoogleマップやInstagramを探していて見つけた絶景ポイントです。
前のスポットのBruno通り沿いを南下していき、Google map上に”urbino free park and photo shot”と表示された所にある小道に左折します。あまり目立たない道なので、通り過ぎないように気を付けて下さい。細い道を下っていくとそこには絶景が広がります。
絶景を見える丘には、シンプルなベンチもありますので、ゆっくりと景色を楽しむことができます。Urbinoの旧市街全体、ドゥカーレ宮殿全てを一望できます。
夜は街の明かりとライトアップで、さらに美しいUrbinoの旧市街を撮ることができます。夏季は日没が21時前くらいになるので少なくとも21時半以降、冬季は日没が16:30くらいになるので17時以降に撮影すると、しっかり夜景写真が撮れます♪
最後は雪景色のドゥカーレ宮殿の写真です。冬場は大変冷え込むUrbino。冬季に訪れた運の良い方は、雪景色に出会えるかもしれません。
ここはガイドブックやネットにもあまり紹介されていないスポットですが、一番綺麗な絶景スポットだと思います!!
- 名称:urbino free park and photo shot
- 場所:Via Fratelli Rosselli, 61029 Urbino PU
- おすすめ撮影時間:旧市街の南西側から撮影する方向かつライトアップが見れるので、午後~夜に撮るのがおすすめです。
次のドゥカーレ宮殿までは徒歩14分・900mです♪
ルートの途中で、共和国広場 (Piazza della Repubblica)を通ります。他の都市の広場と比べるとこじんまりしていますが、ゆったりと過ごすには良いですね♪イタリア人も柱や階段に腰かけて、楽しそうにおしゃべりしています。散策で疲れた際には、こちらの広場で休憩するのも良いですね♪
Ⓔ|Palazzo Ducale di Urbino
やっとドゥカーレ宮殿に近づきました笑 まずは写真にも収めた、二本の石造りの塔側から訪れます。まずは正面から見上げる形で。大きすぎて写真に収まらない程です。迫力のある写真が撮れます♪
もう少し全体像を撮りたい方は、Viale Salvalai (サルヴァライ通り)から撮るのがおすすめです。
Giacomo Matteotti通りからの宮殿のショットも良いですね~♪
近くから見ても、豪華で美しい宮殿でした♪
- 名称:Palazzo Ducale di Urbino
- 撮影場所:下記参照
次のスポットのPuccinotti通りまで、徒歩4分・300mです♪
Ⓕ|Puccinotti通り
ドゥカーレ宮殿をぐるっと回り、Puccinotti通りを北上していきます。細い坂の小道が多い印象のUrbinoですが、この通りは道幅が広く中央にはオベリスクがあります。両側の建物の統一感もあり、美しい街並みです。。この通り沿いには、多くの写真スポットがあります。
この通り沿いには、ドゥカーレ宮殿内にある国立マルケ美術館、Duomo(大聖堂)があり、観光のメインストリートでもあります。
大聖堂は、正面が白い宮殿風・側面が赤いレンガ造りになっており、正面と側面で雰囲気が異なる面白い作りです。(撮影時間 12:30頃)
正面の白い入口は、青空をバックに映えます♪(撮影時間 12:30頃)
雨上がりの大聖堂も美しいですね。。
時間がある方は、是非国立マルケ美術館・大聖堂の中に入ってみて下さい!!
見所満載のPuccinotti通りでした♪
- 名称:Via Puccinotti
- 場所:Via Puccinotti, 61029 Urbino PU
次のレストランまでは、徒歩3分・260mです♪
Ⓖ|Ristorante Pizzeria Locanda Del Blasone
散策してお腹が空いてきたら、ランチの時間に♪共和国広場近くの隠れた名店。安い価格帯で美味しい地元料理が食べることができ、Google評価も高いです。レストランを探すときは、Google mapで、レストラン→高評価で絞込みをかけ、さらに口コミ数が三桁あるところはだいたい間違いないです。
ストリートビューは、閉店時の写真で、尚更目立たない感じに。。店の外観はこんな感じです。
内装はとても落ち着く雰囲気で、壁にお洒落な絵が沢山飾られていたのが印象的でした。
お店のおすすめは、ポルチーニ茸、ソーセージ、トリュフオイルのパスタで、彩鮮やかで、さっぱりとしていて美味しかったです。
オリーブなどの前菜 5€
カプレーゼ 7€
ポルチーニ茸、ソーセージ、トリュフオイルのパスタ 8€ × 2
ビール 3.5€
ワイン 3.5€
お水 数€
女三人、軽めの?ランチで、
計 約40€程の会計でした。
コスパの良いUrbinoのレストランでした★
- 名称:Ristorante Pizzeria Locanda Del Blasone
- 場所:Via Nuova, 3, 61029 Urbino PU
- 公式HP:http://www.lalocandadelblasone.it/Home.html
- 価格:前菜5~10€、パスタ8~10€、メイン10€、飲み物3.5€
がっつり食べても1人35€弱です
次のスポットのRaffaello通りまで徒歩4分・240mです♪
Ⓗ|Raffaello通り
腹ごしらえ後、Raffaello通りを進みます。このRaffaello通りは、スタート地点の丘に繋がり、急な登り坂になっています。
この通りの名前の由来はもちろん、Urbino出身の芸術家のRaffaelloからきており、Raffaelloの生家があります。結構な坂で大変なのと、あまり目立たない建物(失礼笑)で、筆者家族なんとラファエッロの生家を素通りしました笑
皆様もここに訪れる際は、見逃さないように注意して下さいね。
芸術家の名前の道って、ロマンを感じますね♪
- 名称:Casa Natale di Raffaello
- 場所:Via Raffaello, 57, 61029 Urbino PU
- HP:https://www.casaraffaello.com/
スタート地点の駐車場までは、徒歩7分・400mです♪
Urbinoへのアクセス
電車で
Urbinoは公共交通機関で行くのはなかなか大変な場所に位置しますが、参考外部サイトに詳しく載っていますので、参考にしてみて下さい♪
自分で電車を検索・予約したい方は↓
https://www.lefrecce.it/Channels.Website.WEB/#/
レンタカーで
上でも書いたように、Urbinoは公共交通機関のアクセスが悪いため、近くをレンタカーで周遊するついでに訪れるのが一番良いと思います。ぽん一家もイタリア中央部周遊旅行をしていた際に、Assisi→Urbino→San Marinoの順に訪れました。Assisiから約1時間45分(115km)、San Marinoまでは約1時間5分(50km)です。
おすすめ駐車場
- 名称:Parcheggio gratuito (無料駐車場という意味です!)
- 場所:Via del Popolo, 29, 61029 Urbino PU
上記無料駐車場が満車の場合、車上荒らしが怖い方は↓もおすすめです。
- 名称:Parcheggio Santa Lucia
- 場所:E78, 31-30,61029, 61029 Urbino PU
- ポイント:ショッピングモールの駐車場なので、台数多く止められて安心です
Giuseppe di Vittorio通りから見た駐車場の写真です。レンガのアーケードが見えたら、駐車場入口はすぐです。
ショッピングモールを抜けて、旧市街側の出入口です。ここから観光を始めるのも◎です。
まとめ
以上、Urbino絶景ポイントを回る半日ルートでした。特にUrbinoの旧市街・ドゥカーレ宮殿の絶景は他には見れない景色なので一目見に行くだけでもオススメです!!また、どのポイントでも人混みに出くわさず、静かなゆっくりとした時間を過ごすことができました。また、街並みはお隣の州のアッシジとも似た雰囲気を感じました。イタリア中部には魅力的な地方都市が多くあるので、周遊プランに組み込んでみてはいかがでしょうか。